【編集長のつぶやき vol.572】 日本郵便とJR東日本が「窓口業務の一体化」を検討。貨客混載の流れに乗り、郵便車も復活するのか?
2018.06.21 Thursday 00:00

2018.06.21

先週は、弊社のニュースサイトでも掲載しましたが、おや〜?というニュースが話題となりました。

 

日本郵便とJR東日本、地域・社会の活性化に関する協定を締結、それぞれが持つネットワークを活かして人・物・情報の活発な交流を促進 東京都立川市

 

このニュース、両社が手を組むことで、都市部では郵便局窓口業務のうち、金融コンサルティングに特化した新しい形態の店舗を立川駅(エキュート立川3階)に設置し(予定)、地方では郵便局舎の駅舎内への移転等も含め、郵便局窓口業務と駅窓口業務を一体運営できるよう検討するというもの。

 

これは言わば、昨今、路線バスや第三セクター鉄道と宅配業者が全国各地で取り組み始めた「貨客混載」の窓口業務版?とも言える取り組みです。

 

さて、何が「おや〜?」なのかと言えば、日本郵便(=旧郵政省)とJR(=旧国鉄)という組み合わせです。

 

ある年齢層より上の人であれば、かつて、日本全国津々浦々?で走っていた「郵便列車」を思い浮かべることでしょう。

 

大都市圏の人にはピンとこないかも知れませんが、旧国鉄の地方路線では、機関車が牽引する「客車」には、殆ど窓の無いのっぺらぼうな「郵便車」が普通に連結されていました。

また、気動車(ディーゼルカー)でも、客車の一部を「郵便車」として運行していた例もあります。

 

こうした「郵便車」は、単に郵便物を運ぶだけでなく、車内では「局員」が仕分けや押印も行っていました。

 

つまり、国鉄と郵便局による「貨客混載」は、1980年代まで、実に100年以上に渡り、「普通に」行われていたのです。

 

今回のニュースは、「貨客混載」ではなく、あくまでも「窓口業務の一体運営」ということなのですが、一部では路線バスと日本郵便による「貨客混載」が始まっているワケですから、かつての「郵便車」を想起しないワケにはいきません(笑)。

 

もちろん、現役で使用可能な「郵便車」という車両自体、現存していませんし、地方路線でも、機関車が牽引する「客車」は、一部の観光列車を除き、ほぼ姿を消しているので、単純に「郵便車」が復活するとは考えにくいでしょう。

 

ただ、「貨客混載」の流れが、路線バスから一部、第三セクター鉄道にまで広がっていることを考えると、姿や形を変えた郵便車の復活は、あながちあり得ない話ではなさそうです。

 

むしろ、今回の取り組みでは、「郵便局舎の駅舎内への移転等も含め、郵便局窓口業務と駅窓口業務を一体運営できるよう検討」ということですから、窓口業務だけを一体化して、配送には一切鉄道を利用しない、とは考えにくくありませんか?

 

現段階ではあくまでも「検討を開始」という状況なので、この取り組み自体がどこまで進かは未知数ですが、両社による「貨客混載」には、大いに期待したいところです。

 

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【編集長のつぶやき vol.572】 予想どおりの展開?「県庁所在地クラスの都市に立地する百貨店」による県レベルでの「地産地消」の動き。
2018.06.19 Tuesday 00:00

2018.06.19

今回も、このサイトで、過去につぶやいたお話しが現実のものになり始めた、というお話しです。

 

このサイトでは、2016年1月に地方の百貨店直営のネットショップ。そのあるべき姿は、地元ならではの「常設の物産展」?というつぶやきを、2018年3月に予想どおり?「県庁所在地クラスに立地する百貨店」が地域商社事業を開始。というつぶやきを掲載しました。

 

そして今回、弊社のニュースサイトで掲載したのが、そごう千葉店、「銚子の入梅いわしフェア」を6月15日・16日に初開催、銚子市と銚子うめえもん研究会が協力 千葉県銚子市というニュースです。

 

このタイトルだけを聞くと、どこの百貨店でもやっていそうな「お魚フェア」に思えるかも知れません。

実際、こうした限定的な〇〇フェアが百貨店で開催されること自体は珍しくないでしょう。

 

 

しかし、今回の開催場所は、大消費地である東京の百貨店ではなく、同じ県内の「県庁所在地の駅前」にある百貨店です。

しかも今回は、行政も加わった、初開催のイベントでした。

 

なお、会場となったそごう千葉店では、同県の魅力あふれる「食」「技」「楽」の再発見・新発見を提案する「ディスカバーちばウイークス」を開催しており、「千産千消=食」をテーマにしたイベントや、惣菜・菓子・レストランメニューを提案しています。

 

その方向性から言えば、「地元ならではの常設の物産展」「県庁所在地クラスの立地する百貨店が地域商社事業」という、過去のつぶやきに符合している気がしてなりません(笑)。

 

今のところ、その動きはほぼ「食」に限定されていますが、その流れは、伝統工芸や食以外の地場産業などの領域に広がる予感がします。

例えば、陶磁器や漆器、地元作家による創作商品とか。。。

 

このサイトでは恐らく、近々、この「続編」をつぶやくことになるでしょう(笑)。

 

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【編集長のつぶやき vol.571】 「紀州のドン・ファン」には、ある種の「郷土愛」を感じる。
2018.06.14 Thursday 00:00

2018.06.14

最近、紀州のドン・ファンと称された実業家の「謎の死」が話題となっているようです。

 

多くのメディアが取り上げているのは、彼の自叙伝的な本などで明らかにされた「放蕩ぶり」や、その人間関係に起因する「事件性」に大きな話題性があるからでしょう。

 

しかし、個人的に興味を惹かれたのは、一代で数十億とも言われている資産を築いた、彼のビジネスについてです。

 

実は、そこに「興味を惹かれた」のは自分だけではなかったようで、一部ネットメディアなどでは、そのビジネスの部分に関する記載も見受けられるようになりました。

 

まあ、その信憑性については?な部分はあるにしても、彼の経営している会社の「生業」は、酒販業や梅干の販売、金融業や不動産業であったことは間違いなさそうです。

 

ただ、リカーショップチェーンを全国展開したりとか、巨大梅干通販サイト(笑)を運営したりとか、そんな形跡は見られないので、金融業(=サラ金?)、不動産業(これも様々な形態が考えられます)で財を成したと考えるのが自然でしょう。

 

不動産業については分かりませんが、金融業については東京でも事業展開(客集め)をしていたという情報もあり、そもそもの業態が業態だけに、ネットで検索する限りでは、あまりよろしくないお話しも登場します。

 

正直、金融業や不動産業を生業に、一大で数十億の資産を築いた、というお話しだけなら、興味は沸きません。

 

あくまでも興味を惹かれたのは、そのビジネスの主が、「紀州のドン・ファン」だった、というところです。

これが、「東京のドン・ファン」だとか、「大阪のドン・ファン」だとしたら、まあ、そんな人も居てもおかしくはない、で終わっていたことでしょう。

 

もちろん、「紀州のドン・ファン」とて、金融業や不動産業の「営業現場」は、和歌山県田辺市周辺という小さな市場ではなく、東京や大阪であったとは思います。

 

それでも、東京や大阪に「城」を構えることなく、あくまでも「紀州の人」であり続けたことは、なんだかちょっとだけ「称賛」してみたくなりました。

とくに、梅干の販売はどの程度の「儲け」になっていたかは分かりませんが、殆ど郷土愛?で始めたビジネスにさえ思えます。

 

念のため、誤解の無いように言っておきますが、彼のビジネスそのものや放蕩ぶりを称賛しているワケではありません。

 

ただ、それでも、「紀州のドン・ファン」とまではいかないにしても、地方の小さなまちには、この種の「豪傑」に近い実業家が必要な気がします。

しかも、「ちゃんと」地域に利益還元できる人が。

 

いずれにしても、「紀州のドン・ファン」氏のご冥福をお祈りします。

 

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【編集長のつぶやき vol.570】 リゾートホテルの世界でゲストハウスとオーベルジュの融合が進む?
2018.06.12 Tuesday 00:00

2018.06.12

このサイトでは昨年12月、やはり登場した「本格レストラン」併設のドミトリー(相部屋)型宿泊施設。ゲストハウスとオーベルジュの融合は既に始まっていた。というつぶやきを掲載しました。

 

まあ、この時点でも既に、観光・宿泊業界はこっちの方向に動くだろう、という予測が当たったりして「それみろやっぱり」だったのですが(笑)、その流れはついに?「大手」にまで及び始めています。

 

例えば先週、弊社のニュースサイトで掲載した記事。

 

大和ハウス工業とファーストキャビン、キャビンスタイルホテル「ファーストキャビン ニセコ」を2018年11月に開業予定、リゾート地出店第一弾 北海道倶知安町

 

 

大和ハウス工業、リゾートエリアで「ラ・ジェント・ホテル沖縄北谷」を新規オープン、ファミリーから一人旅まで多様なニーズに対応 沖縄県北谷町

 

 

どちらもいわゆる「リゾート地」の立地で、キャビンタイプやドミトリー(相部屋)タイプの客室を設定しつつ、比較的しっかりとしたレストランを併設しています。

 

前者のファーストキャビンはこれまで、都市部を中心に言わば「高級カプセルホテル」を展開してきたのですが、リゾート地の出店は今回が初。

 

後者は、全室がドミトリータイプという訳ではありませんが、従来型のリゾートホテルよりはかなりカジュアルな?仕様です。

 

いずれのホテルも、オーベルジュ。。。とまではいかないものの、しっかりした食事がとれるレストランがあり、少なくとも、素泊まり・自炊か、簡素な朝食と夜間のバーのみ、というゲストハウスではありません。

 

そろそろ、このタイプの宿には、ある種の「業態名」が必要なのではないでしょうか?

 

ドミトリー、ゲストハウス、レストラン、オーベルジュ、カプセルホテル、キャビンホテル。。。

既存の業態を組み合わせて造語するのもアリでしょうし、簡易宿所割烹?とか、あえて日本的なネーミングにしてみるのもアリかも知れません。

 

もっとも、日本独自の業態として発展したカプセルホテルは、スリーピングモジュール?といった訳語もあるらしいのですが、基本的には和製英語ですからね。。。

 

この動きについては、今後も継続して追っていきたいと思います。

 

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【編集長のつぶやき vol.569】 大都市圏と地方では扱いが全然違う?高専の位置付け。
2018.06.07 Thursday 00:00

2018.06.07

先日、日本の高専(高等専門学校)がアジアの某国に進出、というニュースを見ました。

 

高専とは、高校の3年間と短大に相当する2年間の合計5年間を「一貫教育」する教育機関のことで、その多くは国公立、専門分野では工業高専が多数を占めています。

 

大学や短大がどちらかと言えば理論重視の教育機関であるのに対し、高専は実学重視。

即戦力となる技術者を養成しているという点で評価が高く、卒業生は引っ張りだこ?となっています。

 

また、卒業後は、さらに上の専攻科や4年制大学への編入という道もあり、中には旧帝大の大学院まで進む人もいます。

 

実はこの高専、かなりの部分で日本独特の?教育機関であることを知りました。

英語の訳語もあるらしいのですが、高専の海外での表記は、基本的にKOSENです。

 

海外展開の是非はさておき、高専の存在が工業大国ニッポンを支える大きな要素のひとつとなっていたことは間違いないでしょう。

 

しかしこの高専、大都市圏では、いわゆる「ロボットコンテスト」以外では知名度が高いとは言えません。

 

一方地方では、「地元進学校」に次ぐ扱いだったりします。

中学校を卒業する15歳の時点で、人生を決定付ける「専門分野」を決めなければならないという点でシビアとも言えますが、地方ではある意味、高専は隠れたエリートコース?でした。

 

ただ、高専に関しては、以前から非常に素朴な疑問を持っています。

 

それは、その専門分野が工業・航空・電波・商船に限られていること。

 

もちろん、卒業生の受け皿となる企業が高専に求めている領域がこれらの分野に集中しているのは分かるのですが、農業高専や商業高専、医療高専や芸術高専なんてのがあってもよさそうな気がするのですが。。。

 

増して、残念ながら貧困化が進むこの国では、普通高校への進学という「メインルート」とは別に、比較的授業料の安い多様な専門領域の公立高専が必要だと思いました。

 

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