【編集長のつぶやき】は今回よりnoteに引っ越します
2018.10.01 Monday 00:45

2018.10.01

メールマガジン、及びブログ「まちおこし編集長の取材ノート」で約10年に渡り、掲載し続けてきた「編集長のつぶやき」は、600号を迎えたのを機に、noteに引っ越します。

 

本日以降の「note 編集長のつぶやき」はコチラをご覧ください。

 

【編集長のつぶやき vol.600】 オイルショック以降バブル前の「踊り場的に幸福だった日本」を再考する。

 

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【編集長のつぶやき vol.599】 飲食店を「起点」とした6次産業。そこには、「出口」発ゆえの力強さが。
2018.09.27 Thursday 00:00

2018.09.27

先週、弊社のニュースサイトに掲載した記事の中で、「前向きに」注目したいものがありました。

 

ワールド・ワン、農林漁業成長産業化支援機構を引受先とした第三者割当増資で約3億円を資金調達、「6次産業プラットフォーム」構築へ 兵庫県神戸市

 

同社は、各地の生産者や自治体と連携し、地域色を前面に出した飲食店を神戸・三宮を中心に展開してきた企業だけに、以前から「目が離せない企業」だったのですが、ついにココまで来たのか、という感じです。

 

通常、6次産業と言えば、1次産業(農業・漁業など)が生産物を加工し(2次産業)、それをさらに小売店や飲食店として提供(3次産業)する展開が一般的で、発想の「起点」は基本的に1次産業と言えるでしょう。

 

しかし同社は言わば、飲食店という「出口」から「入口」に向かって連携を進めてきました。

 

1次産業が、2次・3次産業に向かって「ぜひ、ウチの農産物を使って下さい」という働きかけを行うパターンはよく耳にしますが、同社の場合はほぼその逆で、最初からエンドの「お客さん」を捕まえている状態?という強みがあります。

 

言ってみれば、この農産物を使用したこの料理、果たして売れるのだろうか?ではなく、売れるからこの農産物が必要!という発想ですよね。

 

もちろん、同社が目指しているのは1次産業と2次・3次産業の「上下関係」ではなく、お互いによりよいアイディアを出し合うという水平な構造でしょうから、異論もあるとは思いますが、少なくとも、1次産業を起点とした発想よりは力強さを感じます。

 

と同時に、当方としては、メディアとしての無力感を感じました。

 

「まちおこし」やら「6次化の推進」やら、この分野では様々な情報発信に注力してはきましたが、所詮は事業の「当事者」としての説得力は無いのだと。。。

 

まあ、めげずに情報発信は続けます(笑)。

 

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【編集長のつぶやき vol.598】 「ツーリズムEXPOジャパン」で災害からの復興をアピール。「通常営業モード」が最強のアピール方法?
2018.09.25 Tuesday 00:00

2018.09.25

先週は、昨年に引き続き、東京ビックサイトで開催された世界最大級の総合旅行展示会「ツーリズムEXPOジャパン」に取材に行ってきました。

 

訪れたその日は、業界・メディア関係者のみの日だったため、一般向けの日に比べれば混雑は無かったものの、それでも結構な賑わい。

 

そして、会場全体に「空気感」として漂っていたのは、「災害からの復興」という機運です。

 

とくに北海道・胆振のブースは、出展が決定していた時点で地震は発生していなかったのですが、図らずも「災害からの復興」をアピールする場となりました。

 

 

もちろん、全国各地で災害が相次いでいることもあり、こうした機運が感じられたのは北海道・胆振だけではありません。

 

ただ、その機運は、「元気です」という直接的なアピールと言うより、「通常営業モード」の中から垣間見れた感じがします。

 

「行ける場所」「行けない場所」の最新情報のアップデートは常に周知させる必要はあるにしても、ある種、何事も無かったかのように「通常営業モード」で接することも、「最強の復興アピール」なのかと。。。

 

様々な意味で、「観光」は災害復興の牽引役です。

 

この日は、小さいながらもメディアとしての使命感を新たにした1日でした。

 

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【編集長のつぶやき vol.597】 グローバル化が進めば進むほど、ますます必要となる?ある種の「日本語」能力。
2018.09.20 Thursday 00:00

2018.09.20

このサイトでは約2年前、【編集長のつぶやき vol.390】 英語を「社内公用語化」した通販大手の某社が、アジア・ヨーロッパから一部撤退。グローバル戦略にこそ日本語が重要?というつぶやきを掲載しました。

 

その中で言いたかったことは、英語の社内公用語化がどうのこうのということより、これまで以上に重要になるのは、英語力よりもむしろ、「日本人による日本語能力」と「日本人にしかないコンテンツ力」であり、「翻訳してもらえる日本語」と「思わず翻訳したくなる日本語のページづくり」には、それなりのノウハウが必要、ということだったのですが、あのつぶやきから約2年が経過した時点で、少なくとも観光業界においては、あのとき「言いたかったこと」は間違っていなかった、と思っています。

 

ひとつには、ご承知のとおり、日本の宿泊業界ではこの2年間で、翻訳機能のあるタブレットやアプリが随分と普及しました。

しかも、英語だけでなく、様々な言語に対応しています。

 

もちろん、その背景には、自動翻訳の精度が日進月歩で向上し、まだまだ完璧ではないにしても、相当程度、「使える」レベルになってきた、という事情もあるでしょう。

 

しかし、少なくとも現時点では、複雑な含蓄を含んだ、社会・文化・精神構造などを背景にした日本語特有の言い回しや語彙などで構成された長文を正確に訳すことは(その逆もまた然り)、かなり困難な様子。

今後のAIとやらの進化に期待したいところです(笑)。

 

ただ、「複雑な含蓄を含んだ、社会・文化・精神構造などを背景にした日本語特有の言い回しや語彙などで構成された長文」だけが、発信すべき情報でありません。

 

なお、このサイトではさらに4年ほど前、こんなつぶやきを掲載したことがあります。

【編集長のつぶやき vol.343】 ニッポンの国家戦略に必要なのは、「不自然かつ明快」な第二の日本語の創造?

 

実は、このときのつぶやきで言いたかったこととは、必ずしもイコールではないのですが、言語の専門家の中には、「機械翻訳しやすい日本語」について、既に様々な知見を公開している人も居ます。

 

例えば、

論理的で翻訳しやすい日本語を書く(日本翻訳ジャーナル イベント報告 2017.7.14)

 

とくに「今後は英語だけに頼るのではなく、非英語話者(Non-Native English Speaker:NNES)の外国人にもわかる『平易な日本語』が必要とされている。」「平易でわかりやすい日本語を書くのは、それほど難しいことではない。」という部分については、まさにそのとおり!と思いました。

 

この系統のお話しについては今後、新た進展があり次第、シリーズ展開?していきたいと思います。

 

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【編集長のつぶやき vol.596】 「貨客混載」よりも「客客混載」?路線バスが送迎バスを兼ねることはできないのか。
2018.09.18 Tuesday 00:00

2018.09.18

前回は、【編集長のつぶやき vol.595】 路線バスの存在を「完全無視」する某観光施設。両者の「不協和音」はいつまで続くのか。と題し、やや辛口のつぶやきを掲載しました。

 

今回は、その流れで、「素朴な疑問」から「素朴な提案」をしてみたいと思います。

 

通常、宿泊施設や観光施設が運行している「送迎バス」は、運賃を徴収しているワケではないので、基本的にはいわゆる白ナンバーです(バス会社に業務を委託している場合などを除く)。

 

また、こうした送迎バスは、宿泊予約客からの「注文」を受けてその都度走らせる不定期のものもあれば、「注文」の有無にかかわらず、割とはっきりした時刻表を提示し、「定時運行」している場合もありますよね。

 

前者はさておき、後者については、たとえその便が「ガラ空き」でも、予約客や従業員などの「関係者」以外は原則として乗車出来ません。

 

さて、この「ガラ空き」の送迎バス、せっかく定時運行しているのだから、運賃を徴収することで「関係者以外」でも乗車できたら、と思ったことはありませんか?

 

もちろん、たとえガラ空きでも、こうした送迎バスはあくまでも関係者の「送迎」が目的ですから、様々な意味で運賃を徴収して「営業」することは「相容れない」部分はあるでしょう。

 

こうした送迎バスは、当然と言えば当然ですが、駅や空港などからほぼノンストップで目的地を結ぶ「直行便」が基本です。

「関係者以外」の乗客の便宜を図るために、ルート上にいくつかバス停を設置したり、場合によっては病院などの施設に「遠回り」して立ち寄ることには抵抗もあるはず。

 

しかし、「逆」の発想はできないものでしょうか。

 

それは、そもそもその地域に存在している「路線バス」が「送迎バス」を兼ねるというやり方です。

 

例えば、一般の乗客からは通常どおり運賃を徴収し、宿泊施設の予約客は無料で乗車させるという方法。

送迎バスは多くの場合「予約制」ですから、乗務員は無料で乗車する人の「名簿」を予め入手できるはず。

高速路線バスのように、乗客を乗せる際、名簿に従って「確認」すればよいワケです。

 

当然、「直行便」ではありませんから、遠回りになる可能性はありますが、宿泊施設の予約客は運賃を支払う必要はありません。

あとは、送迎バスを「発注」する側の宿泊施設が、実際の利用実績に応じてバス会社にまとめて「運賃」を支払うことになりますが、場合によっては、自前で送迎バスを所有・運行するよりも低コストで済む可能性もありそうですよね。

 

そして何よりも、それによって路線バスの乗客が増えれば、生活路線の維持にも繋がります。

 

ただ、この方式については、道路運送法等の規定がどうなっているのかを確認したワケではありませんから、現行の法体系でどこまで実現可能なのかは分かりません。

 

バス業界では近年、一般の乗客と宅配便の荷物を同じバスで運ぶ「貨客混載」が注目を集めていますが、路線バスが送迎バスを兼ねるという「客客混載」がもっと普及しても良さそうに思いました。

 

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