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【PR記事 一度は泊まってみたい宿】 安藤忠雄作品、美術館をリノベーションしたオールスイートのスモールラグジュアリーホテル「瀬戸内リトリート 青凪」。 愛媛県松山市
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2022.06.17 Friday 00:00
【PR記事 2022.06.17 一度は泊まってみたい宿】
安藤忠雄作品、美術館をリノベーションしたオールスイートのスモールラグジュアリーホテル「瀬戸内リトリート 青凪」。 愛媛県松山市
2017年05月26日初回掲載
2022年06月17日加筆修正
仮に、何の前情報も無い状態で、このスモールラグジュアリーホテル「瀬戸内リトリート 青凪」のキービジュアルを見せられたとしよう。
そして、このホテルの「からくり」を後情報で知らされたとき、多くの人は、「やっぱりそうだったのか」と思うに違いない。
その「やっぱり」とは、このホテルが「建築家・安藤忠雄作品」であるということ。
いわゆるコンクリート打ちっぱなしの空間に、ホテルの客室としては「決して普通ではない」間取り。
あまりにも陳腐な表現なので使いたくないのだが、そこはまさに「美術館のような空間」だ。
しかし、本当の「やっぱり」は、そこから先だった。
このホテル、「建築家・安藤忠雄作品」には違いないのだが、最初からホテルとして建てられたものではなく、そもそも「本物の美術館」だった建物をリノベーションしたものなのである。
普通に考えたら、美術館の建物と言えば、規模的にも構造的(窓や水回りなど)にも、同じような間取りの客室をある程度量産しなければならない「ホテル」へ転用することは、相当に難儀な工事?だったはずだ。
しかし逆に、この制約の多かったはずの「所与の条件」こそが、客室数わずか7室、しかも全室異なる間取りのスイートルーム、さらにこの客室数にして贅沢過ぎるとも言える食事処やプール、スパなどを完備した、極めて唯一無二性の高いホテルを生み出す「構成要素」だったのかも知れない。
まあ、この種の「デザイン」は、好き嫌いがはっきりと分かれるところだろう。
それに、「ラグジュアリー」には違いないが、「これみよがしの贅沢感」が鼻に突くという人だっているかも知れない。
それでもなお、「建築家・安藤忠雄作品」に泊まってみたい、と思ってしまうのはなぜだろうか?
「世界的な建築家の作品」で、しかも、他所ではなかなか見られない「奇抜なハコモノ」だから。
正直、こうした「一般論的な理由」によるところは大きい。
しかしそれ以上に興味を惹かれるのは、この極めて「尖がった作品」が、その土地に、その地の風土に、さらには文化に深く大きな楔を打ち込み、その楔から染み出るエキスのようなものが、その土地と反発しつつも、長い年月をかけて馴染んでゆく姿を、やや大げさに言えば、「歴史の目撃者」として体感したいからである。
よってこのホテルは、20年に一度?、定点観測的に泊まってみたい宿だと思った。
宿泊予約は
瀬戸内リトリート 青凪
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