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【編集長のつぶやき vol.590】 「図書館観光」は今後有望な観光コンテンツ?であることをあらためて実感。
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2018.08.28 Tuesday 00:00
2018.08.28
このサイトでは1年ほど前、【編集長のつぶやき vol.488】 「図書館観光」「観光図書館論」は、まだまだブルーオーシャン?というつぶやきを掲載しました(詳細は飛び先をご覧ください)。
実は先日、とある地方の取材で、久々に「調べもの」で地元の図書館に立ち寄る機会があったのですが、その際、1年前のつぶやきで掲載した内容を、あらためて実感する出来事がありました。
多くの図書館では現在、ネット上で蔵書の有無等をある程度までは調べることができます。
しかし、実際の書棚に行ってみると、当然のことながら、必要としている本と同じ分類の本のタイトルが一度に目に入り、芋づる式というか、底なし沼?のように世界が展開し、収拾がつかない状況になりました(笑)。
とくに、「郷土資料」に関しては、その地域の図書館にしか蔵書が無いものも多く、中には特定の地域の新聞の切り抜きをスクラップしたようなレアな「文献」に遭遇したりして、1日居ても飽きないくらいです。
また、多くの図書館では、こうした「郷土資料」は、書庫も閲覧室も一般の書籍とは分けられた場所に設定されており、ある種「別格」の扱いを受けることになります。
さらに、図書館の職員も、カウンターが混んでいる場合でもなければ、往々にして「おせっかい」なくらい親切で、郷土の調べものについては、非情に有難い助っ人だったりもしますよね。
よくよく考えてみれば、かく言う自分も、卒論や修論の際、日本中の図書館に随分とお世話になったものでした。
もちろん、多くの図書館は、あくまでも地域住民のための施設です。
しかも、基本的に利用料はタダ。
「受益者負担」という点では、ヨソ者である観光客が、これだけ充実した行政サービスをタダで享受してよいものか?という人もいるでしょう。
それでもあえて「図書館観光」を推奨したいのは、その地域にしかない「郷土資料」を観光資源とし、結果的に飲食や宿泊、その他観光コンテンツへの波及を大いに期待したいからです。
郷土資料を軸とした「大人の自由研究」は、今後有望な観光コンテンツになりそうな予感。。。
なお、図書館観光をしたい、という人は、極力現地に「宿泊」し、「飲食」「その他観光コンテンツ」を楽しみましょう。
それが廻り廻って地域の図書館を維持することに繋がりますから。
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