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谷底?に広がるメインストリート。 【2015年08月 大分県杵築市】
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谷底のメインストリート両脇に古い町並みが広がる杵築市の中心部。
そのメインストリートには、白壁のそれらしい家並みが断続的に広がる。
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【編集長のつぶやき vol.384】 シンセサイザー音楽の巨匠・冨田勲氏を失った日本。
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2016.05.30
今回もまちおこしとは全然関係無いお話で恐縮です。。。
2016年5月5日、日本が誇る音楽家・冨田勲氏が亡くなりました(享年84歳)。
思いおこせば、自分自身の個人的な音楽の趣味は、すべからく巨匠イサオ・トミタに繋がっていました。
例えばYMO。
YMO age ?の世代からすればなかば常識となっていることですが、YMOのサポートメンバーで「4人目のYMO」とも称されたプログラマーの松武秀樹氏は、冨田氏の弟子筋です。
もちろんYMOも大好きではありましたが、それよりも、ステージ中央で巨大な分電盤?のような機材をひたすら淡々と操作する松武氏のパフォーマンスがカッコ良すぎて、松武氏率いるLogic Systemのアルバムも結構お気に入りでした。
※実は、今は無き新宿の日清パワーステーションで行われたライブに1度だけ行っています。。。
そう言えば、YMOのファーストアルバム(正確にはカセットテープ?)に添付されたライナーノーツのインタビューには、坂本龍一氏の富田氏に対する反発とも受け取れる発言がありましたね。
一方、小室哲哉氏が冨田氏を敬愛していたことは良く知られています。
何れにしても、冨田氏が2人の新世代の巨匠?に影響を与えたことは間違いないのかと。。。
続いて、NHKの伝説的な紀行番組「新日本紀行」のテーマ曲。
君が代をベースにしつつ、祭り囃子のようなフレーズが自然に重なりあった、なんとも哀愁漂うこの曲に、日本人として琴線に触れない人がいるのだろうか?と思ったりもします。
なお、冨田氏の新作をリアルタイムで聴き始めたのは、1982年リリースの「大峡谷」からでした。
そこで初めて、冨田氏のシンセサイザー音楽の大きな特徴ともなっている、まるで四次元空間の中を舞っているかのような深くスケールの大きなエコー、龍が渦を巻くように広がる神秘的なディレイなど、それまでに聞いたことの無い音の世界に遭遇します。
実は、「新日本紀行」のテーマ曲が冨田氏の作品だったことを知ったのはその後のこと。
さらに1976年にはアルバム「展覧会の絵」でビルボードのクラシックチャートで1位を獲得していた事実を知って、さらに驚きました。
当時、耳に焼き付いて離れない「新日本紀行」と、既存のクラシック音楽や現代音楽をシンセサイザーで表現した諸作品では、作風も方向性も全然違うように思えただけに、1974年あたりを前後にして、冨田氏に一体何があったのだろう?と勝手に思ったりしたものです。
しかし、時が経つに従い、そんな勝手な想像?がどうでも良いことに気付かされます。
要するに、冨田氏は「常に先端を走りづづける巨匠」だった、というだけのこと。
既に世界的な名声を手にしていた冨田氏は、1984年、オーストリア・リンツのドナウ川両岸で、地上・川面・上空一体を使った「超立体音響」を駆使し、5万人規模の「前代未聞の野外音楽イベント」を実施。
その模様はドキュメンタリー番組にもなりましたが、何よりもすごい、と思ったのは、冨田氏の作曲家に留まらない「総合ブロデュース力」です。
そして「総合プロデュース力」と言えば、思い浮かぶのがフランスの Jean Michel Jarre。
いわゆるクラシック・現代音楽とはやや世界が異なるものの、冨田氏同様、シンセサイザーを駆使し、壮大な野外音楽イベントを「総合プロデュース」し続けていることでは共通しています。
そして何よりも、個人的にお気に入りの音楽家という点でも共通しています(笑)。
さらに冨田氏は、晩年になっても「常に先端を走りづづける巨匠」であり続けました。
2012年、80歳を迎えた冨田氏は、宮沢賢治の文学作品を題材にしたイーハトーヴ交響曲を発表、オーケストラとボーカロイド・初音ミクとのコラボレーションという、これまた前代未聞のプロジェクトを実現させています。
巨匠とは言え、齢80歳の御老人の斬新過ぎる発想に、たかだか40歳代で若いはず?の自分の脳が全く追いつけていなかったことに、愕然としたりもしました。。。
2016年現在、冨田氏以降、ビルボードのクラシックチャートで1位を獲得した日本人は見当たりません。
全米のヒットチャートが全てではありませんが、この国が巨匠イサオ・トミタを失ったことはあまりにも痛いです。。。
冨田氏の冥福をお祈り致します。
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小さくても威風堂々?小松島ステーションパーク。 【2016年05月 徳島県小松島市】
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廃線となった小松島線の終点・小松島駅駅跡地に設置された小松島ステーションパークにて。
この建物がかつての小松島駅をそのまま再現?したものかどうかは不明だが、それほど大きな建物ではないにもかかわらず、随分と重々しく、大きく感じられた。
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典型的な地方都市の玄関口?JR富士駅前。 【2015年07月 静岡県富士市】
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2016.05.26 Thursday
05:20
JR富士駅北口の景観。
昭和後期?に形成された、典型的な地方都市の玄関口といった印象。
写真左手のマンションだけがやや新し目という点だが、この種の新旧混在もまた、昨今の地方都市にありがちな?景観。
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JR佐伯駅から中心市街地方面へ続く幹線道路。 【2015年08月 大分県佐伯市】
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2016.05.25 Wednesday
05:40
JR佐伯駅から、中心市街地へ向かう幹線道路にて。
この道路自体はごくごく普通の国道といった感じだが、写真左手にはアーケードのある商店街が並行している。
佐伯市内でとりあえずこの道にたどりつけば、自分の居る位置?がだいたい分かる。。。
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