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【編集長のつぶやき vol.542】 ローカルなシティホテルによる「ホテルメイドの商品」。そこには意外なビジネスチャンスが?
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2018.02.28 Wednesday 00:00
2018.02.28
昨今、宿泊業界でやや気になっているもののひとつに「ホテルメイドの商品」というものがあります。
もちろん、「ホテルメイドの商品」自体は、かなり以前からありました。
その多くは、「名だたる一流ホテル」のシェフ考案による、缶入り食品やレトルト食品といったところでしょうか。
数年前からは、「名だたる一流ホテル」ではないものの、複数のビジネスホテルチェーンがオリジナルのレトルトカレーを発売し、話題になりました。
しかし、昨今気になっているのは、「名だたる一流ホテル」でもなければ、全国区のビジネスホテルチェーンでもない、「ローカルなシティホテル」による「ホテルメイドの商品」です。
その商品アイテムは、鉄板とも言えるオリジナルカレーのほか、ハンバーグや角煮、炊き込みご飯の素など。
一見すると大手食品メーカーの「既製品」と見紛うような?パッケージだったりします。
当然、こうした「商品」は、ある程度の数量をまとめて製造し、販売しなければ、商売にならないはず。。。
「名だたる一流ホテル」の商品であれば、そのブランド力から「贈答用」などでそれなりの需要はあるでしょうし、全国区のビジネスホテルチェーンにしても、その店舗数を考えれば、やはりそれなりの数量は捌けるでしょう。
一方、「ローカルなシティホテル」の場合、ネット通販などでホテルメイドの商品を「ガツガツ売っている」ところは少なく、販売数量が採算ベースまで捌けているとは考え難いように思えます。
ホテルのPRため、採算性を度外視して製造・販売しているのであれば話は別ですが、ホテルの売店などで「お土産用」に販売するルートだけで、一体どうやってペイしているんだろう?と思ったりしませんか?
ただ、もしかしたら、これには「思い込み」があるかも知れません。
例えば、こうした「ローカルなシティホテル」が販売しているレトルトのカレーは500円前後。
スーパーなどで普通に売っているカレーの5倍はします。
もちろん、ホテルメイドですから、スーパーで売っているレトルトのカレーとはレベルが違うとは思いますが、実はこの「高価格」が小ロットでも採算が取れている仕組みなのかと。。。
しかも、「高価格」とは言っても、「お土産」としては手頃な価格です。
実は、想像以上に数が捌けているのかも知れません。
だとすると、「ローカルなシティホテル」に限らず、中小規模でも料理自慢?の宿であれば、ホテルメイド・旅館メイドの商品には、それなりのビジネスチャンスがあるような気がします。
まあ、この種の商品で、ネット通販から「撤退」した例もあるので、商品化も販売も「簡単」なことだとは言いませんけど。。。
機会があれば、ホテルメイドの商品については、取材してみたいと思います。
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中小の商業ビルを従えるように?そびえ建つマンション。 【2017年07月 長野県上田市】
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2018.02.27 Tuesday 00:00
上田市の中心市街地にて。
目抜き通りに面し、3〜4階建ての商業ビルが並ぶ一画のすぐ後ろ手に、高層マンションが建っていた。
手前の低層のビルを見下ろし、巨大な天守閣?のようにそびえ建つマンション。
昨今の地方都市の中心市街地では、よく見かける景観となってきた。
マンション建設により、住民の増加が増えることで、中心市街地が少しでも活性化すればよいのだが。
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【編集長のつぶやき vol.541】 人手不足の宿泊業界。スタッフの募集には「住み込み」という伝家の宝刀があった?
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2018.02.26 Monday 00:00
2018.02.26
今さらながら、分かり切ったことではありますが、少子高齢化に伴い、この国では「人手不足」が年を追うごとに深刻化しています。
観光・宿泊業界だって例外ではありません。
これまたご承知のとおり、既に一部のホテルでは、ロボット化やAIの活用など、対策を進めている例も出始めています。
ただ、宿泊業界の場合、「スタッフの募集」という点では、実は伝家の宝刀?があることをご存知でしょうか?
それは「住み込み」や「社宅・寮」の存在です。
もちろん、宿泊業界以外でも、「住み込み」や「社宅・寮」は存在しますが、とくに観光地やリゾート地の場合、そもそも「住み込み」か「社宅・寮」でないと勤務することが難しい場所も多く、ちょっとした規模の温泉旅館やリゾートホテルでは、敷地内や近隣に割と立派な社宅や寮を設置している例は珍しくありません。
また、そこまで規模の大きな宿泊施設でなくても、館内に「住み込み用」の部屋があるところは珍しくなく、ユースホステルやとほ宿といった業態では、特定のシーズンになると、お客なのかアルバイトなのか分からない?人たちが宿の中で「共存」していることだってあります。
もっとも、学生など若い人たちが、ワーキングホリデーのような感覚で、リゾート地や観光地の宿や社宅・寮に住み込み、短い期間、「非正規」で働きながら、お休みの日にはそのリゾート地や観光地で楽しく過ごす「リゾートバイト」と、そこに「天職」として職を奉ずる人たちとは、ある程度区別する必要はあるかも知れません。
さて、求人サイトなどでこうした社宅や寮の「物件」を見ると、ピンキリではあるものの、総じてレベルは低くないようです。
単身者向けだけでなく、家族向けのものもあり、想像以上にその間口は広いかも知れません。
食事を提供しているところも多く、額面の「給料」は少なくても、こうした寮や社宅に住むことで、実質的な可処分所得は多くなる、というケースもあるでしょう。
まあ、もともと、多くの客室を管理・運営する業種であり、「まかない飯」が普通にある業種でもありますから、こうしたメリットがあるのは、当然と言えば当然かも知れませんが。。。
ただ、これらの社宅や寮は、その殆どが「個室」であるとはいえ、共用部分は職場の延長です。
こうした居住環境を良しとするかは、人によっては「難しい」ところでしょうね。
そもそも勤務時間自体が不規則でしょうし、サービス業・接客業故の過酷さもあるでしょうから、「恵まれた福利厚生」だけでスタッフが確保できるほど甘くはないでしょう。
しかしそれでも、様々な「働き方」を考えるうえで、「住み込み」「社宅・寮」という、いささか古臭い住まい方は、「格差」が拡がる近年、一種のシェルターに近い存在になり得るような気がします。
この話題についても、「続報」があれば、追ってお話ししたいと思います。
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【PR記事 一度は泊まってみたい宿】 多くの文豪が愛した「山の上ホテル」。世界最大のメガシティ「東京」にあって、総客室数35室ながらも、他のホテルでは代替不可能な唯一無二性。 東京都千代田区
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2018.02.23 Friday 00:00
【PR記事 2018.02.23 一度は泊まってみたい宿】
多くの文豪が愛した「山の上ホテル」。世界最大のメガシティ「東京」にあって、総客室数35室ながらも、他のホテルでは代替不可能な唯一無二性。 東京都千代田区
今さらながら「東京」は、都市圏人口3,800万人の「世界最大のメガシティ」だ。
単に超高層ビルが林立する都市というだけなら、東京よりも「濃い」都市は他にもあるだろう。
しかし、神奈川・千葉・埼玉を含め、広大な市街地が果てしなく、しかも途切れることなく延々と広がる様子に、訪れる外国人は驚愕するという。
当然、世界最大のメガシティ故に、宿の選択肢も広い。
いわゆる高級ホテルだけでも、国内資本の「御三家」などに加え、数多くの外資系ホテルがひしめき合っている。
これがシティホテルクラス・ビジネスホテルクラスともなると、大手・中小、電鉄系・不動産系、東京ローカル・全国チェーンなどが入り乱れ、百花繚乱といった印象だ。
さらに、いわゆる「ドヤ街系」の安宿が密集するエリアもあれば、日本発祥のカプセルホテルや昨今急増しているゲストハウス、数こそ少ないものの、純和風の旅館やウィークリーマンションなどをベースにしたコンドミニアム型の宿泊施設だってある。
ということは、この世界最大のメガシティにあって、圧倒的多数を占める中小規模の宿は、その殆どが「無名の宿」となってしまう。
ある意味、ひなびた山間の一軒宿よりも遥かに過酷な環境だ。
しかし、そんな世界最大のメガシティにあって、極めて少数ながら、他の如何なる宿にも「代替不可能」な宿が存在する。
千代田区神田駿河台に建つ山の上ホテルは、その代表格と言えるだろう。
建物自体は1936年に完成したもので、ホテルとして開業したのは1954年。
著名建築家の「作品」であると同時に、そうそうたる作家の定宿だったことでも知られている。
このホテルを舞台にした数々の物語や歴史秘話については、いくつかの文献が出ているので詳しくは触れないが、このホテルが唯一無二性の極めて高い宿であることは、誰にとっても異論の無いところだろう。
ただ、個人的にこのホテルに興味を惹かれるのは、必ずしもこうした「一般論としての希少性」に起因するものではない。
唯一無二性という点では、現在のこのホテルの「業態」もまた、相当に「変わり種」なのである。
客室数わずか35室にして、館内にはバーを含め7つの飲食店があり、チャペルや小宴会場も完備。
実は、この規模にして、フルサービスを提供する「シティホテル」なのだ。
7つある飲食店のうち、天ぷら店はホテル館内以外にも都内に2つの支店がある。
館内の飲食店はいずれも宿泊客専用ではなく、もちろんホテル自体も1泊2食付きが基本のオーベルジュというワケではない。
また、客室部分が結婚式場や宴会場の「添え物」としての扱いとなっているホテル(それはそれで別の意味で魅力的ではあるのだけれど)を見かけることがあるが、このホテルは、あくまでも宿泊施設が「主役」なのである。
どの「業態」にもカテゴライズできない宿?というのは、やはり魅力的だ。
東京都内に住んでいる自分からしても、やはり一度は泊まってみたい宿である。
宿泊予約は
山の上ホテル
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JR大津駅北口で、丸く柔らかな?顔を突き合わせているオフィスビル。 【2017年08月 滋賀県大津市】
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2018.02.22 Thursday 00:00
JR大津駅北口にて。
駅前からまっすぐ伸びる通りがあり、駅の正面には、その通りを挟んで左右にビルが建っている。
どちらのビルも、通りの角に向かって「丸く」削られた設計。冷たい感じのオフィスビルなのに、なんとなく柔らかな印象を受けるのはそのためか。
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